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アセンションへの「中2階」として創成される「新4次元領域」について・(アセンション時局’14)
[2014年9月15日]
【目次】
・【解説】
これは、前にご紹介した〔アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ〕の具体的展開の一つで、「サナート・クマラ(Sanat Kumara)」からの最新のメッセージです。
ここでは、サナンダのメッセージにあった「新4次元領域」の性質と、そこに含まれる「多数の小世界」の中身が具体的に説明されています。
その内容が具体的であるだけに、見方によっては更に衝撃的な内容ですが、極めて理にかなっています。
つまり、ご存知のような人類の現状を前提にすれば、「惑星地球と地球人類のマス・アセンションという宇宙的大事業(壺の底〔惑星地球〕を持ち上げて壺全体〔宇宙〕を更に上昇させる)」を前に進める現実的な手段は、これ以外にないのではないかと思わせる考え抜かれた中身になっています。
サナート・クマラは、人類の進化をサポートするために高次元からやって来ている使徒の一人で、その足跡は世界各地にあるようですが、名前の由来は古代インドの著名な叙事詩「マハーバーラタ(Mahabharata)」です。
その中で、創造の初期に創造神「ブラフマー(Brahma)」の思念が生み出した子供の一人:“Sanatkumara”として描かれているからです。
ちなみに「マハーバーラタ」のことは、次にも書いてあります。
――「核爆発がいくつかの文明を破壊したという十分な証拠」を無視し続けていることも、科学のドグマ性の現れです。それは、世界の各地に見られる、火山の噴火や山火事では説明できない、岩石が高熱でガラス化した地層や人骨に含まれる高レベルの放射能のことですが、それを認めると、「文明の直線的な発達の道筋で、人類が《核》を手にしたのは60年そこそこ前のこと」という「教義」に反するのです。
「地球に大破壊をもたらした、たくさんの長期間にわたる天空の戦い」のことは、古代インドの「マハーバーラタ」に描かれており、シュメールの粘土板の記録にもありますが、それらは、(現代の私たちを含めて)実際に「核(戦争)」を体験した者しか描くことができない内容を含んでいます。
(歴史の真実/副読本「光へ向かう地球と人類」)
しかし、サナート・クマラの本質を知るには、インターネットなど「混乱の渦」の中に分け入るよりは、メッセージの内容そのものによって判断するのがベストでしょう(〔今こそ目を覚まそう―マレーシア航空機事件の背後にあるもの〕参照)。
――「あなたがたは、その実で彼らを見分ける。」(新約聖書のイエスの言葉)
親愛なる皆さん、
今日と同じ日は他にはなく、いま現在と同じ時は他にはありません。
そして新たな世界は、それぞれが唯一無二の神の表現です。
新世界創造への新たなサイクルが始まります。
宇宙は力を得て拡大への軌道に乗り、そのプロセスの中心に地球人類と惑星地球が位置しています。
何故なら、このレベルでの変容の力を源泉にして、新世界が現実の中に吹き込まれることになるからです。
新しい「母惑星」の創造が始まりました。
それに伴い、4次元ホログラムの波動レベルに「4次元の新生惑星群」が創成されますが、それは(現に進行中で注目に値する)大浄化が終了した後のことであり、この波動レベルの全世界が方向転換した後のことです。
それぞれの役割と波動レベル
新しい「母惑星」は次を保証します。
1.)新たに追加される全ての4次元世界の、エネルギー的、精神的必要を満たすこと。
それによって、その世界にいる全ての存在が、最適条件で成長できるようにあらゆる手段が講じられます。
そのために、調整や創造的刺激は、これらの新生惑星群の状況に基づいて行われます。
それに関して、現にアセンションしつつある者も多く含む、高次元の上級評議会が4次元世界の新しい摂政(せっしょう)として機能します。この評議会のメンバーには、さまざまに異なる世界から参画する無数のバリエーションがあります。
2.)上に加える重要な「母惑星」の役割として、すべての4次元世界の「安定化」があります。
大浄化が起こった後、4次元ホログラムの一部が消滅し、4次元レベルは再定義され新たな宇宙規律が付与されます。それによって、現時点ではまだ通常のことになっている激動は、二度と起こり得ないことになります。
そこで、各波動レベルの基本的な属性は、次のように細分されます。
a.)「最低位」は鈍重な波動のホログラム的4次元世界で、対立抗争の素質を持ち、人が持つ邪悪な側面との衝突があります。そこは二極性の世界で、「光と闇とのゲーム」の体験から学びながら変容し進歩していくことになります。
b.)「中位」は、波動がより高いホログラム的4次元世界で、闇との直接的な衝突を極めなくても、人々が目覚めていく可能性を持っています。この可能性は、この世界に大いに軽快さをもたらし、また人々は本質的にスピリチュアルな光に対する受容力があります。
c.)「上位」は高波動の4次元世界で、誰もが、すべての存在に直接的に神を見出す可能性があります。そこでは、目覚めて自覚した者のみで構成される社会が持つ完全な自由が確立され、皆がそれを生きることになるからです。
新たにアセンションしつつあるマスターたちの圧倒的多数は、このような高波動世界に新たな活動の場を見出して、あなた方の永遠の兄弟姉妹たちのために奉仕するようになるでしょう。
そのようなマスターたちの一部は、より低位の4次元世界に下降して神の光となり、これらの世界の上昇に寄与するでしょう。
そして時折は、非常に短い期間の転生または奉仕的出動として3次元世界をも訪ねるでしょう。それに対しては、身体を持っての、または精妙な形での、直接的なアセンションによって報われるのが普通です。
その3次元世界は、この創造の新段階において、あらゆる可能なサポートを受けるでしょう。これは、その世界の宇宙規律を破らない限りにおいてということですが。
このように、新たな世界が創造されつつあり、それらの世界は自らを宇宙の中での永遠の存在として確立し、永遠に存在するよう方向づけられます。
その過程で、移行に伴う衝撃を多少でも分散するために、過渡的に創られた多くの4次元ホログラムの削除が現に進行しており、同時に、新たな宇宙での新しいサイクルの先触れをする「母ホログラム」が創られます。
そこで、とりあえず命がつながって生き永らえている多くのヤミの存在たちが、その死を遅らせようと残っている4次元世界に縋り付いています。
これが、あなたが一日に何度も、様々に異なる世界の多くの闇のエネルギーに遭遇する理由です。それは、あなたが持つ知覚力を通じて感知しているものです。
魂の真実に基づく再配置
魂が持つ傾向を改め、人の本質を再配列する動きが引き続き進行しています。
そしてアセンションプロセスが多数の再調整と遅れを経てきた現時点では、各人が期待された通りの状態に落ちつくように、必要に応じて再配置する動きが「現実化」しようとしています。
それによって各自が、自分の魂の真実に基づいて、共鳴する場を新発見することになるでしょう。
私たちは迅速に進歩し、光へ到着します。
宇宙の状況は平和を回復し、静穏が支配的となります。
一つの世界が人類と共にアセンションし、いくつかの別の世界は引き続き時空に留まります。
私は、
宇宙の理法、いのち、愛、意志、道、そして真実です。
サナート・クマラ
今回のメッセージもオーストリア人のヤーン(Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
「宇宙的大事業」の中心にいる惑星地球と地球人類
――新世界創造への新たなサイクルが始まります。
宇宙は力を得て拡大への軌道に乗り、そのプロセスの中心に地球人類と惑星地球が位置しています。
何故なら、このレベルでの変容の力を源泉にして、新世界が現実の中に吹き込まれることになるからです。
たかだか銀河系の端っこを周回しているに過ぎない小さな惑星地球が、なぜ選りによって「宇宙的大事業」の中心なのか?――次のメッセージが、その事情を的確に説明しています。
――ご存知の通り、地球という惑星は一番低い地点なので、ある意味においては、宇宙のすべての創造物が地球の意識の土台に乗っています。
したがって、私たちすべてが参加しているこのゲームの中で、ヤミの勢力はこの惑星とその意識を支配しようとしてきました。というのは、彼らは宇宙のすべての意識がどれほど地球に根ざしているか理解していたからです。
ですから、起こっていることの一部分は、その土台が上昇しつつあるということで、上昇するにつれ、それは宇宙のいたるところで意識を引き上げ、あらゆる場所でアセンションの引き金をひくのです。あらゆる場所での意識のシフトは、おそらくあなた方の惑星ほど劇的ではないでしょうが、それでも重大なことです。
つまりこれは、地球人類にとって決して名誉なことではなく、冒頭に書いたように「壺の底〔惑星地球〕を持ち上げて壺全体〔宇宙〕を更に上昇させる」必要に、宇宙全体が迫られているというわけです。
もっと分かりやすく言えば、惑星地球と地球人類が「堕ちるところまで堕ちて」宇宙全体の在り方として放置できない状態になった――したがって、今次アセンションの焦点として「白羽の矢が立った」ということでしょう。
そして「百年河清を待つ」余裕は、今やなくなっている。
その裏に、ヤミの勢力による巧妙かつ強烈な人心操縦があったとしても、それを信じ込み本気になって、「それだけのこと」を人類全体としてやってきたわけですね。
国家や民族間の対立抗争、飽くことない軍拡と戦争、核による大量殺戮(ヒロシマ、ナガサキ)、果てのない経済的拡大の追求と地球資源の収奪、金融システムを通じた社会的軋轢と不平等の拡大、マスメディアという怪物の跋扈――これらは、ほんの断片に過ぎませんが。
そして人心操縦は、「ヤミ勢力の特技」というわけではありません。
――「彼らは肉体的には奴隷状態にあるわけではないにしても、心的、感情的、精神的な奴隷状態というのは、地球人の間にいくらでも見られるわ。彼らの中には、いわゆるエイリアンが自分たちに対してマインドコントロール技術を使っていると思い込んでいる人たちがいるんだから本当に驚くわ。実を言えば、マインドコントロールは、彼ら自身の社会で、メディア、広告、政治、宗教を通して行われているんだけど」
(『アセンションものがたり(下)』)
「新4次元領域」の創成について
――各人が期待された通りの状態に落ちつくように、必要に応じて再配置する動きが「現実化」しようとしています。
それによって各自が、自分の魂の真実に基づいて、共鳴する場を新発見することになるでしょう。
これと同主旨のことが、サナンダのメッセージにもありました。
――要約すれば、アセンションへの上昇は中断することなく続いて、《いま》の域内に入りました。
すべての人類が、それぞれに最適の条件を見つけられるように多数の小世界が創られ、その間に光の戦士たちがこの惑星にアセンションエネルギーを保持します。
(アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(2/3))
ここにいう「各人が期待された通りの状態に落ちつく」「自分の魂の真実に基づいて、共鳴する場を新発見する」あるいは「すべての人類が、それぞれに最適の条件を見つけられる」という「現実的で合理的な目的設定」に対する答を追求した結論が、「新4次元領域」の創成でしょう。
それが大まかに「最低位」「中位」「上位」に分かれることを今回のメッセージは伝えています。
なお、「期待された通りの状態」というのは、理想的には、「アセンションの時代」を選んで惑星地球に転生してきた、「魂の目的」に最もふさわしい「場」ということになるでしょう。
ちなみに、これまでの地球で正統とされている教科書的な教えの枠内では、以上のような多次元宇宙が関わる話は「絵空事」に聴こえるかも知れません。遠からず、皆の共通認識になるはずですが。
例えば、次を参考にしてください。
――概して人類は、人体が持つ能力を忘れてしまいました。アトランティス崩壊の一側面として、そのスキルや能力、可能性は忘れられてきました。
そして、そのことをよく知っていて、人類がそのことを思い出さないように非常に熱心に働いてきた者たちがいました。それは、ヤミの道を歩いた人々の表現の一部でした。もう一度言いますが、そのことに関して、どんな判定や裁き(さばき)もありません。
それは単にこの意識状態がもたらしたもので、すでにお話したように、多くの人々がそこから学んできたのです。したがって、そのスキルを忘れてきたこともまたその一部だったのです。
主にインドにいるあなた方がヨガの行者と呼ぶ聖者たちは、そのスキルの一部分を思い出した人たちです。彼らは、時間や場所に関する日常的な体験を超越する身体能力のいくつかのスキルを記憶していました。
彼らは、いくつかの異なる場所で身体表現できる二地点同時存在や、ある場所から別の場所へ瞬間移動(テレポート)すること、エーテル領域のエネルギーにつながること、また自分の思念体をエーテル領域に飛ばす能力などを理解しています。
したがって、地球上のあらゆる場所はもちろんのこと、宇宙のあらゆる場所と通じ合うことができ、今日のほとんどの人類よりもずっと多くのことに気づくことができるのです。
このように、より高い波動領域に移るというこの概念は、身体にとって特に新しいことではないのですが、そのことはほとんど知られていません。
【関連】
・アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ 〔「同」ケータイ向け〕
【推薦図書】
・『あるヨギの自叙伝』(ヨガナンダ著)
【注】無料のオンラインブックに〔こちら〕からアクセスできます(英文初版の1-48章 全文)
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